リスキリングについて思う
ここのところ、リスキリングの取り組みでは、しばしばプログラミングなどのテクニカルなスキルを磨くことに重きを置いていることが多い印象がある。大事ではあるが、もっと大事なことがあると思う。
それは変化にすぐに対応できるだけの力を付けること。
きっと近い将来、今リスキリングで学んでいるテクニカルなスキルは陳腐化される部分が多いと思う。そして必要なテクニカルなスキルは移り変わっていく。それが加速する。
となると必要なのは、常に"今"学ぶべきスキルを身につけられる、そのための素養となる力、であるはず。
具体的には、要点を掴むこと、パターン化することを通じて変化に順応できるポータブルなスキル、考え方。
なので人事は、目先のリスキリングのような事に惑わされることなく、人を採用することが最も重要だと思う。
よくある「今いる社員をどうするかが大事だから採用は後回しにしてる」は大間違い。採用を後回しにする理由にはならない。忙しいなら人事アシスタント雇えば良い。
それができなければ、どんどん採用難易度が上がり到達されるだけ。