MANABIZAのブログ

日々の学びを書きます

一定リスクを取ることも必要だという話

昨日の日経新聞朝刊にて「バブル崩壊後に日本が低成長を続けた要因」についての記事がありました。

*日本の低成長要因 要約
バブル崩壊後、銀行は本来倒産する財務状況の企業にも「追い貸し」実施。よって成長が見込めない延命企業が増加。そういう企業ほど保守的な社員が残り続けることに。企業は成長しないのに人員が多い状態により、採用しない判断にもつながる(これが就職氷河期)。

結果として、変革をもたらせない保守的な社員が企業に残り続け、変革をもたらす若手は組織に加わらない構造を生んだ。イノベーションが長く生まれなくなった。

 

分かりやすいですね。

教訓としては、保守的な態度は組織の成長を鈍化させてしまう要因になること。
リスクは勘案しつつも、全体最適を優先したドラスティックな判断は、一定成長を促進するものであるということ(アメリカがそうだったように)。

事業運営において、国の成長において、大事な観点です。